My way LABO では 2020年から警鐘を鳴らし続けてきた「備蓄」の重要性。・・この夏、スーパーから一斉にお米が消えたことによって、食料のことを真剣に考える人が増えているようです。
くわしくは、次の記事でお話することとして
まず、次の文章を読んでみてください・・
例えば、「この部屋、暑いな」という文は、
文字通りに室温の高さを表しているともとれます。
が、同時に、
私たちの常識的な言語使用のありように照らして考えるなら、
そこにはおそらく不快感も込められているでしょう。
さらには、この言葉の発されたコンテクスト次第では、
「冷房を強めてほしい」という依頼や命令の意味を含む可能性だってあります。
つまり、「この部屋、暑いな」というこのごくごく短い文からでも、
1[この部屋の室温は]高いという事態を表している。
2[この部屋は暑くて不快だ]という感情を表している。
3[冷房を強めてほしい]という依頼や命令を表している。
などという情報やメッセージを読み取ることができるわけです。
この部屋、暑いな
っていう短い文からも
最低、3つくらいの背景情報(コンテキスト)を
読むことが出来るんですよ
ということを解説した文章です。
続けて
こんな問題も書かれています・・
では、次の文章ではどうでしょうか。
シートベルトをしめましょう。(◯◯小学校3年1組 青春花子)
よく見かけるような・・どこにでもある文章。
だけど、読む人によっては、
こんなに短い文章からも
いろんな情報を見出すことが出来るんですね。
あなたは、上記の文章に
どれだけの背景情報を読むことができますか?
ちょっとだけ考えてみてください・・
つづく
デイリー音声「Day210-1129」連動記事: