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「 情報の読み方 」の検索結果
  • 時代を読むキーワード2
    ブロックチェーン②未来予測法2:最新テクノロジーに注⽬せよテクノロジーの進化は世界に重大なインパクトを及ぼします。そのインパクトはとても広い範囲に及んで私たち一人ひとりの生活に影響を与えるわけです。インターネットが普及しはじめた頃すぐにパソコンを使って仕事をはじめた人と「デジタルは苦手」といって敬遠した人とでは、今の生活環境が ぜんぜん違っているのはなんとなく分かると思います。実は・・スマホが登場したときにもまったく同じことが起きていました。どちらも私たちの生活に大きなインパクトを与え、それなしでは生活が成り立たないレベルにまで普及しています。インターネットやスマホを使う機会(チャンス)はみんなに平等に訪れたのですが、そのときの「対応の違い」で生活が大きく変わってしまったのです。乗ったか?乗らなかったか?つまり何を “選択” したのか?違いはただ それだけなのです。では、未来に大きなインパクトを与えるテクノロジーをどうやって知ることができるのでしょう?答えはこれも簡単です。新聞や本を読めばいいだけです。可能なら有料で得られる情報源が良いに決まってます。有料といっても高額を払う必要はありません。Amazonで買える書籍や雑誌を買うだけでも充分。未来を予測する上で必要な情報はそれだけで充分に得られます。オススメは雑誌でいうなら WIRED(ワイヤード)。新聞で言うなら 日経新聞 が良いでしょう。日経の良いところは「経済と連携したリアルな情報」が得られることです。日経新聞に関してはネットで主要な見出しだけでもこまめにチェックすることをオススメします。“数字に裏打ちされた情報”を集めることが的確な未来を予測するためには重要な姿勢なのです。なので、時々で構いませんから日経WOMAN などもチェックしておきましょう。雑誌を読むときにも、また「◯✕思考で判断しないこと」が超重要・・。「正しい」「間違い」の視点で 記事を読んでしまうのは “勘違い” のもと。絶対だとは考えず “誰かが考えた文章だ” と思ってユルっと眺めましょう。未来予測法3:お⾦の流れに注⽬せよMy way LABO の「情報チャット」に参加している方に“耳タコ” で繰り返しお話していることにFollow the money(金の流れを追え)という言葉があります。「お金の流れ」がどんなテクノロジーに集まっているのかを知ればあなたの未来予測に高い確実性を与えてくれるから何度でも、口を酸っぱくして伝えているのです。本当は、人間が未来を決定(選択)するには行動の背後にある「思想」が重要なのですけど・・残念ながら、目に見えることはありません。しかし、たとえ「思想」や「価値観」は目に見えなくても誰の目にもハッキリ見えるのが「お金の流れ」です。お金は、本質的にポジティブな未来があるところにしか集まらないことを覚えておくと良いでしょう。ネガティブな要因にお金は集まらないのが「経済の原則」だからです。となると“未来を予測する”なら、どんなテクノロジーや会社にお金が集まっているかを知ればいいだけの話であり、いま、想像もできないくらい、ものすごい勢いで「ブロックチェーンにお金が流れているよ」と言ってるわけです。・・うまく伝わるでしょうか?一流の投資家は一流の人脈を持っています。そういった人たちが、どんな技術(テクノロジー)に投資しているか?意識のアンテナをここに張っていれば、未来予測は充分に可能です。日経新聞の意味不明なチャートを読めるだけで人生は良い方向に激変すると言われているくらいですから毎日インプットする “情報” を慎重に選べばいい というわけです。商品を買わされるための「無料情報」にこだわって他人に振りまわされ続けて生きるのか?それとも・・わずかなお金を払って「精選された情報」をもとにしっかり自分の頭で考えて生きるのか?あなたが普段、見たり聞いたりしているものがあなたの「思考の材料」になっていることに気づいてください。インプットする情報を慎重に選ぶだけで、人生は変わります。「何を聞くか?」「何を判断の基準にするか?」そして「何を選択するのか?」・・違いは「たった1ヶ月」で現れます。つづくデイリー音声「Day158-1077」連動記事:
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  • 時代を読むキーワード3
    ブロックチェーン③みんなに見られる=ウソをつけない世界ブロックチェーンでいったい何が変わるのか?まず、「みんなで一緒に使う大きなノート」のようなものを想像してください。このノートを使うためのルールは1つだけ。一度書き込んだら、絶対に書き直してはいけないのです。もし、書き間違えて修正すると「◯月◯日、✕✕の部分が書き換えられました」という記録が残って、みんながチェックするのです。もちろんこのノートには、あらゆる情報が書かれていていつでも、誰でも 見ることができます。たとえば、あなたが近所のスーパーで買ったトマトの情報もどこで採取された苗を使ったのか?誰が育てたトマトなのか?どんな農薬を使ったのか?いつ、どうやって収穫したのか?どんな流通手段で、どうやって運ばれたのか? ..などすべてノートでチェックできるわけです。今までは、お店の人が「これは新鮮なトマトだよ!」って言っても、本当かどうか分かりませんでしたよね?でも、ブロックチェーンの仕組みが普及すると、そのトマトの情報を全部見ることができるから「誰でも安心して買えるようになる」というわけです。うまく伝わりますか?ブロックチェーンが創る未来未来1:正直でなければ評価されない社会このブロックチェーンが広がると、世の中はいったいどうなるのか?正直な人が一番得をする世界になると考えられます。だって、不審に感じるところはすぐにノートをチェックすればいいのですから。たとえばあなたが“フリマアプリ”で中古のバッグを販売しようと考えます。すると、今までは「ほとんど使ってない美品!」って商品説明に書いてみても「えぇー?ホントかなー・・」って疑う人が必ず存在しました。そりゃそうです。どこの、誰が売っているのか?ネットの世界では顔が見えませんからね。でも、ブロックチェーンが当たり前になった世界は違います。あなたのバッグがいつ作られて、買ったときに価格はいくらか?何回くらい使われたのか?何年くらい使っていたのか?すべて記録に残りますから、ウソは絶対につけません。だからコツコツ頑張る人が報われる時代になる(‥はず)と考えられているわけです。日本って、ちょっとくらいズルしても「うまく立ち回れば何とかなる」みたいな部分があったんじゃないでしょうか?でも、これからはそうはいきません。もうひとつ例をあげます。あなたが近所のパン屋さんで毎日コツコツ働いて、美味しいパンを作っているとしたら・・今までは、大きなお店に押されて目立たなかったかもしれないけれど、これからは違います。あなたがどれだけ心を込めてパンを作っているか?みんなが知ることができるようになるので、本物を求めるお客さんが増えて、お店も繁盛する!(‥はず)ちょっと怖い気もしますけどなんだかワクワクする未来のような気もしませんか?どうでしょう?ブロックチェーンが「社会の仕組み」を根本から変えてしまうということをほんの “ちょっぴり” でも イメージしてもらえますか? つづくデイリー音声「Day159-1078」連動記事:
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  • 「分析」してますか?
    「ミスコミュニケーション」を減らすために背景情報(コンテキスト)を読む。くわしくは、次の記事でお話することとしてまず、次の文章を読んでみてください・・例えば、「この部屋、暑いな」という文は、文字通りに室温の高さを表しているともとれます。が、同時に、私たちの常識的な言語使用のありように照らして考えるなら、そこにはおそらく不快感も込められているでしょう。さらには、この言葉の発されたコンテクスト次第では、「冷房を強めてほしい」という依頼や命令の意味を含む可能性だってあります。つまり、「この部屋、暑いな」というこのごくごく短い文からでも、1[この部屋の室温は]高いという事態を表している。2[この部屋は暑くて不快だ]という感情を表している。3[冷房を強めてほしい]という依頼や命令を表している。などという情報やメッセージを読み取ることができるわけです。この部屋、暑いなっていう短い文からも最低、3つくらいの背景情報(コンテキスト)を読むことが出来るんですよということを解説した文章です。続けてこんな問題も書かれています・・では、次の文章ではどうでしょうか。シートベルトをしめましょう。(◯◯小学校3年1組 青春花子)よく見かけるような・・どこにでもある文章。だけど、読む人によっては、こんなに短い文章からもいろんな情報を見出すことが出来るんですね。あなたは、上記の文章にどれだけの背景情報を読むことができますか?ちょっとだけ考えてみてください・・つづくデイリー音声「Day210-1129」連動記事:
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  • 情報分析のツボ
    どこに注目してる?「シートベルトを締めましょう。(〇〇小学校3年1組 青春花子)」・・これは、前回の問題ですね。一見するとフツーの文章なのに・・なにか、隠された秘密でもあるのでしょうか?さっそく続きを読んでみましょう。皆さんはここに、どのようなメッセージや情報を読みとるでしょうか。当然、文字通りに、〈車を運転するとき、あるいは乗るときにはシートベルトを着用しなくてはいけない〉というメッセージを読み取るはずです。けれども例えば、「このような標語を掲示するということは、違反者が多いということだろうな」と解釈することもできるし、あるいは、これはちょっと深読みかもしれませんが、「ここにこの標語を掲示するということは、この附近で、シートベルトを締めていなかったことによる大きな事故でもあったのかもしれない」と想像することもあるかもしれません。なるほど。・・ていうか、そういうことじゃないの?さらに、「(〇〇小学校3年1組 青春花子)」という記述に着目するかどうか。ここはもちろん、この標語の作成者が「〇〇小学校3年1組 青春花子」であるという情報が示されています。しかし、例えばこの直接的な情報を踏まえて皆さんが「三年生で社会問題について考え、提言することができるなんて偉いなあ」という感想を抱き、そして「いや三年生でもちゃんと社会問題について考えることはできるんだ。子供をばかにしてはいけないな」などと思い返したとするならば、皆さんはこの文章から〈子どもにも社会問題を考える力はある〉というメッセージを読み取ったことになります。また、皆さんが「学校の課題で書かされたのかな、自分の意見というより、大人の価値観に合わせている可能性があるな」などと感じたなら、そこからは、〈大人の顔色をうかがうような教育はどうなのか〉という論点が導き出されるはずですよね。さらには、このご時世、個人情報を公の空間にさらすのはどうなのか」と思ったなら、〈個人情報管理についての市民の意識の低さ〉という論点を抽出したことになります。なるほど・・短い文章のどこに注目するのかによって見えてくるものが変わってくるんですね。交通(に関する文章なのか?)作者(に注目して読むのか?)教育(の立場から考えるか?)たしかに、すこし違うものが見えてきそうです。図にするとこんな感じでしょうか?目の前にある文章を ”文字どおり” に受け取るのではなくいわゆる 5W1H で切り取って読むこともできそうですね。どこにフォーカス(注目)するか?何を基準に読むのか?「複数の視点」で見る他にもいろいろなことが言えますが、ここでひとまず分析は終わりにして、以下に、「シートベルトを締めましょう。(◯◯小学校3年1組 青春花子)というこの標語について、ここまで抽出してみた情報や感想を箇条書きで整理してみます。1[車に乗るときにはシートベルトを着用しなくてはいけない]というメッセージ2[シートベルトを締めない違反者が多くいる可能性がある]という情報3[シートベルトを着用しなかったために事故が起きた可能性がある]という情報4[標語の作成者は「〇〇小学校3年1組 青春花子」である]という情報5[子どもにも社会問題を考える力はある]と言うメッセージ6[大人の顔色をうかがうような教育はどうなのか]という論点7[個人情報管理についての市民の意識の低さ]という論点これだけ短い文章からも、いろいろと情報やメッセージ、論点などを引き出すことができるわけですね。となると、当然、もっと長い文章からは、さらにたくさんのことを読み取ったり考えたりすることができるはずです。「なるほど」だけど..ちょっと頭が混乱しそう。図にまとめると、こんな感じ?情報化がますます加速する「現代社会」で混乱せずに生きていくために・・とても大事なヒントが書かれていると思ったので今回、『できる大人の「要約力」』という本から3ページ分を引用させて頂きました。興味をもった方は、読んでみてはどうでしょうね?『できる大人の「要約力」』小池陽慈 著デイリー音声「Day214-1134」連動記事:
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