時代を読むキーワード3

時代を読むキーワード3

世界中の知識人が知恵をしぼって
「ブロックチェーン」が創る世界を夢見ています。

そして、その仕組を実現しようと
政治家・経済人・芸術家・研究者 etc..

その他もろもろ、たくさんの人たちが
血眼になって働いているのです・・


「これからの時代」、いったいどうなっていくのか?

LABO 流に予測してみましょう。

ブロックチェーン③

みんなに見られる=ウソをつけない世界

ブロックチェーンでいったい何が変わるのか?

 

まず、

 

「みんなで一緒に使う大きなノート」

 

のようなものを想像してください。

 

 

このノートを使うためのルールは1つだけ。
一度書き込んだら、絶対に書き直してはいけないのです。

 

 

もし、書き間違えて修正すると

 

「◯月◯日、✕✕の部分が書き換えられました」

 

という記録が残って、みんながチェックするのです。

 

 

もちろん

 

このノートには、あらゆる情報が書かれていて
いつでも、誰でも 見ることができます。

 

 

たとえば、あなたが近所のスーパーで買ったトマトの情報

 

 

  • どこで採取された苗を使ったのか?
  • 誰が育てたトマトなのか?
  • どんな農薬を使ったのか?
  • いつ、どうやって収穫したのか?
  • どんな流通手段で、どうやって運ばれたのか? ..など

 

すべてノートでチェックできるわけです。

 

 

今までは、お店の人が

 

「これは新鮮なトマトだよ!」

 

って言っても、本当かどうか分かりませんでしたよね?

 

 

でも、

 

ブロックチェーンの仕組みが普及すると、
そのトマトの情報を全部見ることができるから

 

「誰でも安心して買えるようになる」

 

というわけです。

 

 

うまく伝わりますか?

 

ブロックチェーンが創る未来

未来1:正直でなければ評価されない社会

 

このブロックチェーンが広がると、
世の中はいったいどうなるのか?

 

 

正直な人が一番得をする世界になる

 

と考えられます。

 

だって、不審に感じるところはすぐに
ノートをチェックすればいいのですから。

 

 

たとえば

 

あなたが“フリマアプリ”で
中古のバッグを販売しようと考えます。

 

すると、今までは

 

「ほとんど使ってない美品!」

 

って商品説明に書いてみても

 

「えぇー?ホントかなー・・」

 

って疑う人が必ず存在しました。

 

 

そりゃそうです。

 

どこの、誰が売っているのか?

 

ネットの世界では顔が見えませんからね。

 

 

でも、

 

ブロックチェーンが当たり前になった世界は違います。

 

 

あなたのバッグがいつ作られて、買ったときに価格はいくらか?
何回くらい使われたのか?何年くらい使っていたのか?

 

すべて記録に残りますから、ウソは絶対につけません。

 

 

だから

 

コツコツ頑張る人が報われる時代

 

になる(‥はず)

 

 

と考えられているわけです。

 

 

日本って、ちょっとくらいズルしても

 

「うまく立ち回れば何とかなる」

 

みたいな部分があったんじゃないでしょうか?

 

 

でも、これからはそうはいきません。

 

 

もうひとつ例をあげます。

 

あなたが近所のパン屋さんで毎日コツコツ働いて、
美味しいパンを作っているとしたら・・

 

今までは、大きなお店に押されて
目立たなかったかもしれないけれど、

 

これからは違います。

 

あなたがどれだけ心を込めてパンを作っているか?

 

みんなが知ることができるようになるので、
本物を求めるお客さんが増えて、お店も繁盛する!(‥はず)

 

 

ちょっと怖い気もしますけど

 

なんだかワクワクする未来のような気もしませんか?

 

 

どうでしょう?

 

 

ブロックチェーンが

 

「社会の仕組み」を根本から変えてしまうということを

 

ほんの “ちょっぴり” でも イメージしてもらえますか?

 

つづく

 

デイリー音声「Day159-1078」連動記事: